【掛け捨てと積立、結局どっちがいい?】違い・選び方・将来の差を解説!

掛け捨てと罪っっ盾取ったがいい?と問いかけるあおくんのイラストとタイトル画 保険の見直し・選び方

🌱実は、“掛け捨て”がいちばん合理的!

💡結論・ポイント

保険はあくまで「保障」の手段。貯める・増やすなら、NISAなどを活用した方が効率的なことが多いです。
無理に“貯蓄型”にこだわらず、目的に合わせてお金を分けるのがポイントです。

あおくん
あおくん

「掛け捨てと積立って、どっちがいいの?」ってよく聞かれるけど、実はそもそも仕組みも役割も全然違うんだ。違いを知れば、自分に合った保険が見えてくるよ。

さっちゃん
さっちゃん

えっ、貯まる方が得なんじゃないの?掛け捨てってムダになるイメージあるし…

掛け捨てと積立の違いとは?

保険には大きく分けて「掛け捨て型」と「積立型」の2種類があります。

🔹 掛け捨て型の特徴
  • 💡 保険料が安く、高額の保障がかけられる
  • 💡 保険期間だけ保障がある
  • 期間終了時にはお金は戻らない
  • 死亡時のみ保険金が支払われる

🔹 積立型の特徴
  • 💡 死亡時の保障に加え、貯蓄成分もある
  • 残した場合や満期後に返ってくる場合も
  • 💡 終身保険など、長期間のお金の残し方に向いている
  • 保険料が高めだが、貯蓄もできる

さっちゃん
さっちゃん

でもやっぱり、何も戻ってこないってもったいなくない?

あおくん
あおくん

たしかにそう思うよね。でも保険の目的って「万一の備え」だから、使わない=平和だった証拠とも言えるんだ。しかも掛け捨てがいいのにはちゃんと合理的な理由があるよ。

なぜ掛け捨てが合理的なのか?

掛け捨て型が合理的といわれる理由は、以下の3つに集約されます。

💡 掛け捨てが選ばれる3つの理由

  • ① 必要な保障を安く用意できる
    → 月々の負担が少なく、万一に備えやすい
  • ② シンプルでわかりやすい
    → 満期金や解約返戻金などの複雑な仕組みがなく、迷わず選べる
  • ③ 貯蓄・運用と切り分けられる
    → 保険は保障に特化。余ったお金はNISAなどで自由に運用できる

さっちゃん
さっちゃん

そっか…でも積立型って、戻ってくるならおトクな気もするけど…?

あおくん
あおくん

たしかに「戻ってくる保険」って魅力的に感じるよね。でもそのぶん保険料は高くなるし、よく見ると“お金を貯めるという面でも非効率的”なこともあるんだ。

積立型の魅力と注意点

積立型保険の魅力は、保障に加えてお金が戻ってくる安心感。でも注意点もあります。

✨ メリット
  • 💡 お金が“手元に残る”可能性がある
    → 満期や解約時に戻ってくることも
  • 💡 保険料払込免除がついていれば安心感アップ
    → 病気・障害でも積立が継続される
  • 💡 強制的に貯める仕組みになる
    → 自分で管理が苦手な人には向いている

⚠ 積立型を選ぶ前に知っておきたい注意点

  • 📌 保険料が高く、月の支出が増える
    → 同じ保障内容でも掛け捨てより数倍の負担になることも
  • 📌 解約時期によっては元本割れのリスクあり
    → 特に10年未満での解約では解約控除がかかりやすい
  • 📌 柔軟性が低く、環境の変化に対応しづらい
    → 結婚・転職・出産などで必要保障額が変わっても見直ししにくい
  • 📌 手数料が高く、運用効率が悪いことも
    → 保障のコストが上乗せされており、結果として利回りが低くなるケースも
📝 主な積立型保険の種類
  • 終身保険:一生涯の保障+解約返戻金あり
  • 養老保険:一定期間の保障+満期保険金がもらえる
  • 個人年金保険:老後資金として活用されることが多い

さっちゃん
さっちゃん

うーん、掛け捨てが合理的なのはわかったけど…それでも積立型の安心感も捨てがたい気がするなぁ。

あおくん
あおくん

どうしても不安ってこともあるかもしれないけど、実際の金額の差を見てみると勿体無いって感じるかも!これを見た上で、自分に合った選び方をしよう!

迷ったらこう考えよう

保険は「入っていれば安心」ではなく、自分に合った内容を選ぶことが大切です。判断に迷ったときは、次の2つを考えてみましょう。

  1. ① 万が一のリスクに“いくら”備えたいか?
    → 保険はあくまで保障。金額が大きいならコスパ重視で掛け捨てが有効。
  2. ② お金を“貯めたい”のか、“増やしたい”のか?
    → 長期的に資産を増やす目的なら、NISAやiDeCoなど他の制度を活用する方が効果的な場合も。

たとえば、月3万円の予算がある場合を考えてみましょう。

📊 同じ3万円でも、将来の差はこれだけ!

保障と運用を分けて考えることで、資産の伸び方に大きな差が出ることもあります。

プラン 月額支出 想定利回り(年) 25年後の資産
掛け捨て+NISA 2.5万円(+掛け捨て0.5万円) 5.0% 約1,489万円
積立型保険 3万円 3.0% 約1,338万円
差額 +約151万円

積立型保険には保障にかかる手数料(実質2%前後)が含まれるため、
運用として見たときの利回りはやや低くなる傾向があります。

一方、NISAを活用すれば運用益に税金がかからないため、結果として手元に残る金額にさらに差が出ることもあります。

さっちゃん
さっちゃん

ほんとだ〜!掛け捨ての方がいいかも〜!
こうやって実際の金額をみると全然変わってくるね、!保険って深い、、、

あおくん
あおくん

だよね!だから保険の仕組みを知るって言うのは保険を選ぶ際にすごく大切なことなんだ。なんとなくの不安じゃなくて目的を一緒に考えていこうね!次はいくらの保障が必要なのかも見ていくよ🕊️

まとめ

📝 今日のまとめ
  • 💡 掛け捨て型は「安く・シンプルに」大きな保障を確保できる
  • 💡 積立型は「戻る安心感」がある一方、コストや柔軟性に注意
  • 💡 保険と資産形成は分けて考えると、効率よくお金を使える
  • 💡 NISAなどを併用すれば、将来の資産をより自由に育てられる

大切なのは、自分や家族のライフスタイルに合った備え方を見つけること。
目的と優先順位を整理して、「なんとなく」で選ばない保険選びをしていきましょう😊

👉次の記事はこちら|いくら残せば安心?生命保険の金額の決め方

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