住宅ローンに付く団体信用生命保険(団信)。これがあれば生命保険はいらない?――答えは役割しだいです。この記事は、むずかしい言葉を使わずに、団信=家を守る/生命保険=生活を守るという考え方を、会話でやさしく説明します。

え、団信があるなら生命保険はいらないってこと?それとも別物?

別物だよ。団信は家のローンを消す保険。生命保険は家族の生活費に現金を残す保険。まずはこの違いだけ覚えよう!
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結論|団信は「家を守る」。生活費は生命保険や貯金で用意する
🏠 団信=死亡・高度障害でローン残債がゼロになる。家は守れる。
💸 団信は現金は出ない。生活費・教育費・修繕費は別に必要。
🧭 だから、足りない分だけ生命保険(と貯金)で補うとムダが減る。

団信って、現金ももらえるの?それともローンだけ消える?

ローンだけが完済扱いになるよ。だから、団信は家=OK/現金=NGって覚えると分かりやすい。
団体信用生命保険(団信)ってなに?
団信は、契約者が亡くなったときや重い障害になったときに、住宅ローンをゼロにする保険です。保険料は多くの場合、金利に含まれています。ただし、団信には現金が出ないので、生活費の代わりにはなりません。
🧩 特約を足すとがん・三大/八大疾病・就業不能などもカバーできる商品があります。ただし民間の保険と重複しやすいので、どちらかに寄せると保険料を抑えやすいです。

じゃあ、団信だけだとどこが困るの?具体的に知りたい!

家計で必要なのは毎月の現金だよね。だから次の3つは別で用意が必要なんだ。
団信だけでは足りない、たった3つの理由
🧑👩👧 生活費:食費・光熱費・通信・交通などの毎月の支出は団信の対象外。
🎓 教育費:入学金や授業料など、将来のまとまったお金は別に必要。
🔧 住まいの維持費:固定資産税・修繕・家電買い替えなどは現金で備える。
👨👩👧 例:生活費27万円(うち住居費12万円)。団信で家賃ぶんが0円に → まだ15万円は毎月必要。ここを貯金+生命保険で埋めるイメージです。

じゃあ結局、いくら備えればいい?計算が苦手…。

実は簡単に計算できるよ。足りない分だけ見つけよう!
いくら備える?かんたん計算(不足だけを見つける)
🧮 ステップ1:必要なお金を出す(生活費×年数 + 教育費ピーク + 住まいの維持費)。
🛡 ステップ2:公的保障(遺族年金など)と、使える貯金を引く。
🏠 ステップ3:団信で住居費が下がる分も引く。
✅ 残った金額=生命保険で補う「不足分」。ここだけに入れるのがムダなし。
💵 収入保障は毎月◯万円×年数で不足分だけを埋められる。コスパが良い。
🧷 団信の特約と民間の医療・がん・就業不能が重複なら、どちらかに寄せてコストを下げる。
🧭 ローン完済やお子さんの独立に合わせて、保険金を小さくしていくとムダが残らない。

団信=家、生命保険=生活。数字の出し方も分かった!スッキリしたよ。

あとは不足だけを収入保障で補えばOK。重複を減らして、家計を軽くしよう!
まとめ|家は団信、生活は生命保険。分けて考えるとムダが減る
団信は家を守る、生命保険は生活を守る。この切り分けを先に決めると、やることはとてもシンプルになります。足りないところだけ、必要な分だけ補えば十分です。
🏠 団信:ローン残債がゼロ。現金は出ない/完済で終了。
💸 生活費・教育費・修繕費は別に用意(貯金+生命保険)。
🧰 重複は片方に寄せる。不足は収入保障でピンポイントに。
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