保険の種類をわかりやすく解説|医療保険・生命保険・損害保険の違いとは?

アイキャッチ3 保険の基本知識

さっちゃん
さっちゃん

ねえあおくん、保険っていろんな種類があるよね? 医療保険とか生命保険とか…

あおくん
あおくん

うん、確かに“保険”ってひとくくりにされがちだけど、実はいくつか種類があるんだよ

さっちゃん
さっちゃん

じゃあ私はどんな保険に入ったらいいんだろう

あおくん
あおくん

そしたらさっちゃんが入りたい保険を探すために、今日はざっくり“保険の種類”について、わかりやすく整理してみようか

保険ってどんな種類があるの?

保険というと「なんとなく入っておかないと不安」と感じる人も多いですが、
実は保険にはいろいろな種類があり、それぞれ役割が異なります。

まずは、「どんなリスクに備える保険なのか?」という視点で
以下の3つに分けて考えると、ぐっとわかりやすくなります。

  • 🩺 病気やケガ: “自分の健康”に関するリスク
  • 👪 万が一のとき: “家族の生活”に関するリスク
  • 🏠 事故や災害: “モノや他人への損害”に関するリスク

それぞれのリスクに備えるための保険があり、
すべての人にすべて必要というわけではありません。

ライフスタイルや家族構成、収入などに応じて、
「自分にとって必要な保険」を見極めることが大切です。

さっちゃん
さっちゃん

なるほど、みんな医療保険は入ってるイメージで私も医療保険だけでもって思ってたけど、必要なものを考えていかないといけないんだね。

あおくん
あおくん

そうだね、みんなが入っているかより自分に必要かを考えていってほしい!
じゃあ、まずは医療保険からどんな保険なのか説明していくね。

① 医療・がん保険|病気やケガに備える

医療保険やがん保険は、公的医療制度ではカバーしきれない“自己負担部分”を補うための大切な手段です。

🩺 医療保険・がん保険で備えられる主な内容

  • 💰 入院給付金:「1日〇〇円」など、入院日数に応じた給付
  • 🔧 手術給付金:「1回△万円」など、手術内容に応じた給付
  • 🎗 がん診断給付金: がんと診断された時点で一時金を受け取れる
  • 🧠 三大疾病保障: がん・心筋梗塞・脳卒中の3つにまとめて備える

また、商品によっては退院後の通院費用や先進医療への備え、
三大疾病・女性疾病・介護特約などのオプションを追加することも可能です。

日本の医療制度には健康保険高額療養費制度などがありますが、
すべての費用をまかなえるわけではなく、差額ベッド代や通院費、先進医療などは全額自己負担になることもあります。

そのため、まずは社会保障の仕組みを知ることが、
自分に必要な民間保険を見極めるための第一歩になります。

さっちゃん
さっちゃん

医療保険って、入ってる人が多いのもわかる気がするな〜。突然の入院って、ほんといつ来るかわかんないし…

あおくん
あおくん

うん、病気やケガってどんな人にも起こりうるからね。そういう意味で医療保険は身近な備えかも

さっちゃん
さっちゃん

他には、“生命保険”ってどうなの? 正直、自分に必要なのかいまいちピンとこなくて…

あおくん
あおくん

実はそこが大事なポイントなんだよね。生命保険は、“自分がいなくなったときに誰を守るか”っていう視点で考える保険なんだ

② 生命保険|万が一に備える

生命保険は、自分が亡くなってしまったときや、重い障害で働けなくなったときに、
残された家族の生活を支えるための保険
です。

特に、配偶者や子どもなど“経済的に支えている家族”がいる人にとって、重要性が高いといえます。

代表的な生命保険のタイプ

  • 🕒 定期保険: 一定期間だけ保障。
    保険料が割安で、子育て中など「一時的に保障が必要な時期」に向いています。
  • 🔒 終身保険: 一生涯保障され、
    解約するとお金が戻ってくる「貯蓄型」タイプもあります。
  • 📤 収入保障保険: 万が一のとき、
    毎月定額で給付金が支払われるタイプ。
    家族の生活費に備えるのに向いています。

どのタイプを選ぶにしても、大切なのは
「自分に万が一のことがあったとき、家族にいくら必要なのか?」を考えることです。

必要な保障額は家庭によって大きく異なるため、

生活費・教育費・住宅ローンなどを含めて、
ライフプランを立てた上でシミュレーションすることが、ムダのない保険選びにつながります。

あおくん
あおくん

ここまでは大丈夫そうかな?

さっちゃん
さっちゃん

うん!名前は聞いたことある保険ばっかりだったけど、備えたいことによって必要な保険って全然違うんだね〜。なんかちょっとずつ見えてきた気がする!

あおくん
あおくん

ここまでは“人”に関する保険だったけど、実は保険には“モノ”や“事故”に備えるタイプもあるんだよ

さっちゃん
さっちゃん

えっ、保険ってモノも守れるの!? 家具とかに保険金がかかるってこと?燃えたら買い直せるやつとか…?

あおくん
あおくん

うん、そんなイメージで合ってるよ。たとえば火災とか車の事故、誰かにケガをさせちゃったときなんかに備えるのが“損害保険”なんだ

③ 損害保険|モノや事故に備える

損害保険は、モノの損害や他人への賠償責任など、
日常生活で起こり得るトラブルに備える保険
です。

「自分の持ち物」や「他人に対する責任」をカバーするのが特徴で、
生活スタイルに応じて必要性が大きく変わります。

代表的な損害保険の種類

  • 🚗 自動車保険: 事故の相手や自車の修理費用などを補償。
    車を持つ人にとっては、ほぼ必須の保険です。
  • 🔥 火災保険・地震保険: 住まいや家財の被害に備える保険。
    持ち家だけでなく、賃貸でも加入を求められることがあります。
  • ⚠️ 個人賠償責任保険: 他人にケガをさせたり物を壊した場合に補償。
    例:自転車事故、子どものいたずら など。

損害保険の特徴は、「実損填補(じっそんてんぽ)」という仕組み。

これは、実際に発生した損害額を上限として補償されるという考え方です。

つまり、「多めに保険をかけて得をする」といったことは基本的にありません。

どんなリスクがあるか?を生活の中で想像して、
必要な分だけ備えることが、損害保険との付き合い方のポイントです。

さっちゃん
さっちゃん

保険って、思ってたより種類あるんだね…!みんなそれぞれ、備えたいリスクが違うから、入る保険も人によって違うってことなんだ…

あおくん
あおくん

その通り!全部入らなきゃって思わなくても大丈夫。“必要なものを、必要な分だけ”選ぶのが大事なんだ

全部に入る必要はあるの?

保険にはさまざまな種類がありますが、すべての保険に入る必要があるわけではありません。
人によって生活スタイルや家族構成が違えば、必要な保険も当然変わってきます。

そのためにはまず、“保険のこと”だけでなく、“社会保障制度について知る”ことも大切です。

日本には健康保険や年金、高額療養費制度などの公的保障がありますが、
それだけではカバーしきれない“自己負担”の部分も多くあります。

民間の保険は、その「足りない部分を補うための手段」と考えるのが基本です。

なんとなく不安だからと勧められるまま入るのではなく、
「自分にとって本当に必要な備えは何か?」を考えるところから始めてみましょう。

たとえば――

  • 👶 小さな子どもがいる家庭なら、教育費を残すために生命保険が必要かもしれません。
  • 🏠 一人暮らしの人なら、医療保険を最小限にして、貯金でまかなえる範囲を見極める選択もあります。
  • 🚗 車を持っている人は自動車保険が必須。でも持っていないなら不要です。

保険は“絶対に入るべきもの”ではなく、
「必要な人が、必要な分だけ入るもの」
です。

まずは知ること。そして自分に合った選び方をしていくこと。
それが、ムダのない保険との付き合い方の第一歩です。

さっちゃん
さっちゃん

そっか…保険って“とりあえず入る”じゃなくて、“自分にとって必要かどうか”をちゃんと考えるのが大事なんだね

あおくん
あおくん

うん、まさにそれ!選ぶのも、入らないって決めるのも、“知ってから選ぶ”ことが大事だよ

まとめ|まずは「知ってから選ぶ」ことが大切

大切なのは、「とりあえず不安だから入る」のではなく、
自分にとって本当に必要な備えかどうかを考えること
です。

この記事では、医療保険・生命保険・損害保険という3つの大きな分類と、それぞれの役割をざっくり紹介しました。

でも、実際に保険を選ぶときには、
それぞれの保険の中身や仕組みをもう少し詳しく知ることがとても大切です。

📝 今後の記事では、こんなテーマを詳しく解説していきます

  • 🩺 医療保険の「入院給付金ってどのくらい?」
  • 🔒 生命保険の「定期と終身、どう違う?」
  • ⚠️ 損害保険の「実損填補って何?本当に必要?」

ひとつひとつ丁寧に解説していくので、
自分に合った保険選びの参考に、ぜひ読み進めてくださいね。

さっちゃん
さっちゃん

私でも保険の全体像が見えてきて感動だよ、とってもスッキリした!

あおくん
あおくん

まとめた甲斐があったね!これからそれぞれ詳しく解説していくからさっちゃんもみんなもついてきてね!

👉 次の記事はこちら(近日公開予定)
【医療保険って本当に必要?】

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